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長女は真面目な性格、先生たちは皆そう言うけれど

頭痛外来のドクター、担任の先生、不登校指導のM先生、スクールカウンセラーさん、どの方からも長女の性格は真面目、そういわれました。
頭痛外来の受診の際、ドクターが「学校行きたい?行きたくない?」とずばり質問したことがありました。
長女「行けたら行きたい…」
でも行かなくちゃと思うと頭痛がしてくるというと、
ドクター「ほら、真面目!」と。
起立性調節障害の子供は真面目な子が多いそうです。
学校行かなくちゃ=真面目な性格?
でも、たいていの子は学校は行かなくちゃいけないものと思っているのではないでしょうか。
学校行かなくちゃと思うだけで真面目な性格って言われるのも何だかなあ、と。
うちの子に限っては思うことが多々あります。
不登校のお子さんの中には、すごく真面目なタイプというお子さんもいらっしゃると思います。
Twitterでいろんなお子さんの様子を拝見していると、不登校の最中でもテスト勉強をしていたり、学校に行けない自分と葛藤していたり。
真面目さのあるお子さんが多いなと感じます。
そんなお子さんの様子を拝見しながらなんて頑張り屋さんなんだといじらしくなります。
そのようなお子さんには真面目だから、といわれても確かに納得だなと思いますが、、。
うちの子に限っては真面目という性格が当てはまらないと思っていました。
生まれた時から長女の母をしている私としては真面目という性格が全くピンとこなかったので、
長女は真面目な性格だよと言われるとかなりの驚きと違和感がありました。
家での長女の性格はおおざっぱでいいかげん。
自宅で見ている限り、ざっくりいうとこんな感じです。
- 宿題はギリギリまでやらない
- 勉強は大嫌いで今は勉強せずにホッとしている様子
- 部屋はぐちゃぐちゃ
- ゴミもほったらかし
- 服も脱ぎっぱなし
- 歯磨きや身だしなみも言われないとしない
- お手伝いなど頼んでも三日坊主
指導のM先生曰く、家では息を抜ききっているのでしょうということ。
長女は、起立性があるから学校いきたくないし、テスト受けなくていいしラッキーくらいに考えてそうです。
先生!これが真面目な子なんでしょうか!?
M先生も、う、うう〜んと唸っておられました。
振り絞って考えた長女の真面目なところ
先生やカウンセラーさんにも言われたことで真面目な性格が見て取れる所、振り絞ったら、まあまあ出てきました。
- 将来のことを考えている、自分で調べたりしている
- 通信制に通うこと、何か資格を取ろうかと考えていること
- 習い事ではリーダー役をしていた
- 中学のクラブでは自分が抜けると先輩に迷惑をかけると心配していた
- 先日のバス遠足で勝手に別行動に出た子を自ら探しに出かける
バス遠足事件は、不登校の子らしからぬ行動力と積極性で先生もびっくり。
真面目さとか責任感がある子なんですよ、と先生に言われました。
そんな一面があるとは、家でのぐうたらさからは想像もつきませんでした。
不登校の最中で参加したバス遠足では、すんなりと皆と打ち解けていたそうです。
ぼっち状態もなく不登校のブランクを感じさせない様子だったようです。
外にいる時はがっちり鎧をつけているのかもしれないね、と指導のM先生。
そのぶん、家ではリラックスして安心しているのでは?ということでした。
勉強には向き合わないが、社会性はあり、真面目さがある
小学生の頃から宿題は常に寝る前ギリギリ、追い詰められて私に厳しく言われないとやらない人でした。
不真面目というか、本当に嫌いなんだろうなと。
勉強せずに世の中に出れるのかよ!と悲しく、心配です。
人と接することに対しては真面目なんだろうなと思います。
愛想がよいというか、転校生ということもあり、そつなく頑張っているようです。
先生曰く、不登校からいきなりバス遠足に参加した際もコミュニケーションは取れている様子だったそうです。
人と接する際しっかり鎧をつけているから、疲れるのかな。
日中の登校に繋がらないのは、集団に入るのがまだ辛いのかなと思います。

