心療内科、はじめての受診。ガマンせずに早く元気になろう




初めての心療内科の受診は、とても不安です

普通の内科とは違い、心療内科への受診はハードルが高いです。

ただでさえ精神的に参っているのに、自分の症状を医者になんて説明すればいいのか?

こんな事で心療内科に来たの?と笑われやしないかと迷っていませんか。

しかし、そんな状態こそ病んでる証拠ですよ。

初診のハードルを一歩超えよう

初診の予約を取るまでのハードルを1歩超えることが出来れば、辛い状態が改善されるんです。

頑張って予約を取り心療内科を受診しましょう。

心療内科は予約制がほとんどで、予約待ちが数週間から酷ければ数ヶ月といったクリニックも存在します。

また今度にしようと先延ばしにするうち、症状が悪化してしまいます。

ですから、早めに予約を取ることをおすすめします。

不安感が強くなって受診の予約をした私の体験です

仕事中も不安感でいっぱいで、とてもしんどい。

以前の私と全然違う。

このままでいるほうが、もっと不安だ。

そう感じて、思い切って心療内科に電話をかけました。

最初の予約は電話で受付するクリニックが多い

まずはインターネットで家の近くにするか、会社の近くにするか迷いましたが、

知り合いに出会ったりするのも煩わしいので、通勤途中の駅近くで探しました。

最初の予約だけは電話受付のところが多いと思います。

そこで、かなりひるみますが、勇気をもって電話を一本入れてください。

予約したいんですけど。この一言で、後は向こうから聞いてくれます。

症状を聞かれますので、なるべく静かで一人になれる場所で電話をかけることができたらいいですね。

予約時に質問される?

予約時の時の質問はどういった症状かをさらっと話しました。

あとは日時の予定を病院側と合わせます。

クリニックによっては、内容を話さず予約日時だけのところもあります。

症状を話すときに多少緊張しましたが、電話先の方はクリニックの方で慣れていらっしゃるし事務的に聞いているだけです。

気にせず、今の症状をざっくりでいいので話しましょう。

「不安感があり、仕事にも支障があり、睡眠が良く取れない」といった内容を話しました。

田舎は心療内科の予約がいっぱい

なかなか予約が取れないと覚悟していましたが私の住んでいた地域は人口も多く、心療内科自体も多かったので比較的早く予約が取れました。

ところが、田舎に引っ越してから、クリニックを変更したときは3週間ほど待ちました。

田舎は他に心療内科が無いので大変でした。

苦しいときに3週間は、かなり長いですよ。

頓服を持っていたので何とかなりましたが。

やはり迷っていないで早めの予約をおすすめします。

会社帰りに予約し、初めての受診

開業して間もないクリニックだったようで、院内は明るく落ち着いていて、

アロマのいい香りが漂っています。

完全予約制なので、待合いには私だけ。

その後も待合には多くて2~3人の患者さんが待っている状態でした。

とても静かです。

問診票には症状を詳しく記入します。

え?と思ったのが最終学歴を記入すること。関係あるの?

天才秀才は紙一重だからなぁ(ˊᵕˋ)私は違いますけど!などと思いながら学歴を記入。

不安最高潮で診察スタート

優しい先生だったらいいなぁ、と不安でドキドキしながら診察に入りました。

先生、高須クリニックの息子先生に似てたなぁ。そっくり!そしてちょっと苦手な人相·····

穏やかな先生を期待してましたが、テキパキと問診されました。

まず最初に、ハードル高いのに、よく心療内科に来られましたね、と褒められて。

そんなあなたですから、必ず良くなりますよ、これから治していきましょうね、と先生。

頑張ってここまで来たこと、先生はわかるんですね。一気に信頼感アップで、安心感も湧きました。

その後は問診のみで、不安感があるのはいつ、どんな時か、その原因はなんだと思うか?とか。

不安の原因をさらすのは辛かった

私の不安感の原因はハッキリしてて、元夫が無職になり生活が不安なこと、これにつきました。

あと本当に辛いのは女性関係でしたが、辛すぎて話せませんでした。

ここは話す必要ないや、と思いました。生活の不安で十分な原因になると思いましたので。

家庭の事情はとても話しにくいですが仕方ないですね、話さないことには治療できないですもんね。

先生「会社辞めるなんて、反対しなかったんですか?」など聞かれ、反対して持ち直してたらこんなにならんわい!と思いながら、私は苦笑いしか出来ませんでした。

このような質問は苦しかったです。元夫の悩み、言いたいことは山ほどありますが、ここですべてをさらけ出しても仕方ないですし。

適当に言葉を濁していたら深くは聞いてきませんでした。

こちらの心療内科、カウンセリングもありましたが、診察とカウンセリングとは別枠です。

カウンセリングの先生が別におり、それは保険適用外となっておりました。

こちらの心療内科の診察は保険が適用されます。

不安障害と診断されて

先生に、電車で苦しくなったことありますか?と聞かれ、

あー、あります!息がしにくくなって、心臓バクバク。

先生、やはり!といわんばかり。パニック障害の症状ですね。

私の場合、パニックの仲間の不安障害ですねと、サクッと診断されました。

不安障害にかかるのは、ほぼ女性らしいです。

とてもよくあるものだそうで。

弱いお薬からスタート。効くか様子見ながら

まずは弱いお薬で様子見ながら、1週間後、また診察ということになりました。

そのお薬を飲み始めたとたん、モヤモヤとした不安がサーッと雲が晴れるように引いていきまして。

今までが辛かったぶん、本当に気分爽快になりました。

不安になる原因の元夫は相変わらずでしたが、これで毎日、仕事と子育て頑張れる、と自信がつきました。

劇的にお薬が効いて、不安障害の診断は大当たりでした。

そして少しずつ間隔を伸ばしてお薬を貰うようになりました。

勇気をだして心療内科に通いだして、本当に良かったです。

1年以上、心療内科に通っていますが、その時、その時でお薬を変えたりしながら、仕事と子育てを頑張っています。

私は子供2人のお母さんであり、仕事をして家事もして、ヘタってられないのです。

そんな私には心療内科のお薬が無くてはならない強い味方になっています。

もっと辛くなる前に早めに受診しよう

行こうか、行かずにやり過ごそうか、悩んでいる状態は、もうすでに症状が悪くなっている証拠です。

迷っているうちに、ほかの予約で埋まってしまい受診日が先にのびてしまうだけです。

辛い状態を長引かせるとかえって症状をこじらせてしまいます。

そうならないためにも、心療内科を怖がらず、早く受診しましょう!



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