待ちに待った頭痛外来
いよいよ、待ちに待った頭痛外来の診察です。
県内唯一の、小児医療センターです。
小児科では出来ることはない、と言われてしまったけど、頭痛外来なら、何とか治療をしてもらえるはず!
毎日頭痛に苦しんでいるのに、何かあるだろう、日本の医療なら!!
小児の頭痛外来を見つけた事は自分で自分を褒めたい気分でした(T^T)
うちは田舎だから、車で1時間はかかりますが、行ける範囲です。
私が心身健康な時であれば1時間の運転は余裕ですが、この頃は私も心療内科に通いつめていて、薬が合わず、しんどい時でしたので、運転は凄く緊張していました。
事故らないように、、。
パートを午後から休み、大急ぎで用意して。
毎週火曜日のみの頭痛外来、予約は2週間待ちでしたが、藁にもすがる思いで長女と診察に出かけました。
長女は、いざ診察となるとMRIの時と同じく、どんな診察が待っているかドキドキで緊張。
その日は頭痛は軽く朝感じた程度でした。
問診の後、念のため血液検査も
私は今までの経緯を思い出しながら一生懸命、ドクターに説明しました。
また、診察の際、参考になるかなと思い、先日検査したMRI結果のCD-Rを、小児科から借りてきて持っていきました。
・朝、蛍光灯などの光が眩しくて辛い
・音がうるさく感じる、特に教室のザワザワ
・授業中も、音が気になる
・朝起きた時に既に痛い
・毎日続いていたが、落ち着いてきた
・小児科で心因性といわれた
・MRIは異常無し
・薬が効かない
・てんかん持ちである
・2学期に転校した
・睡眠時間が長い、2度寝で15時間とか
問診の後、まずは血液検査を受けました。
他の病気が潜んでいないかを調べるためです。
MRIは異常無しでも、頭痛を伴う病気が血液検査で発覚するようです。
今までそんなの聞いてないよ~!
それを聞いて、頭痛外来に来て本当に良かったと思いました。
もし病気が潜んでいたらという心配を払拭するためにも、長女も進んで血液検査を受けました。
血液検査では、ありがたいことに何も引っかかる事は無かったです。
診断結果は「片頭痛」
血液検査の結果と、上記の頭痛の特徴も合わせたドクターの診断は、というと、
長女の頭痛は「片頭痛」という事でした。
地元の脳神経専門の小児科では片頭痛では無いと診断されていたので、まずビックリしました。
えー!結局、片頭痛なの?という感じでしたが、この頭痛に病名をつけて貰えることで安心もしました。
子供の頭痛には2種類あるということです。
・原因があって起こる「二次性頭痛」
・原因のない「一次性頭痛」
先程の血液検査でこれがわかるのです。
子供の繰り返しおこる頭痛の95%以上が、一次性頭痛ということでした。
長女は症状からしても、ほぼ一次性頭痛だろうけども、念の為、血液検査をしたのです。
長女は問診でも聞かれましたが、小学生から度々頭痛が起きていました。
それは長引くことはなく、薬も飲まず治まっていました。
思春期に頭痛が起きる子の最初の頭痛体験は6~7歳です。
長女もやはりこれくらいから始まっていたと思います。
お薬が処方されて、頭痛と戦う勇気が!

嬉しいことに、やっと!片頭痛のお薬も出してもらえました。
長女が常用しているてんかんのお薬との相性をみて、毎日飲む片頭痛のお薬には「トリプタノール」、痛み止めの頓服はお馴染みの「カロナール」「イブプロフェン」ですが、普通の小児科では出さない強め処方になっていて、心強い。
これらを飲みながら、2週間後の診察まで様子見です。
強めの痛み止めがあれば痛みも抑えられるだろうし、3週間も休んでいる学校にも行けるだろう!
痛くなれば薬があるんだから、そう思いました。
長女も、薬があれば心強いと言った様子でした。
心因性の頭痛と診断され、途方に暮れている方にはぜひお近くの小児頭痛外来を見つけて欲しいと思います。
長女の場合、心因性なんて、原因不明と同じようなものでした。何がストレスなのか、はっきりしないので取り除く事も出来ないし。
何もしてやれない、苦しみました(T_T)
ここで専門医に診てもらうことで、診断名がついてお薬が処方してもらえたので、頭痛と戦う意欲がわいてきたのです!
これって、本人も家族もとっても大事なことです。
それに、別の病気が絡んでいる可能性も、それも心配です。
その後の経過ですが·····
片頭痛は、中々の手強さで長女を離しませんでした(T^T)
続きは次の日記で( ´ ▽ ` )ノ
思い出しながら書いてます。
同じように、頭痛で彷徨ってる人、同じく苦しんでる人に参考や・共感してもらえたらな、と書いてます(´∀`)