始まりは心因性の頭痛?で、学校に行けなくなった




始まりは心因性の頭痛?で、学校に行けなくなった

始まりは、度々起きた謎の頭痛からです。

中1の3月期始まってすぐの、1月中旬くらいからでした。

続けざまに起きたことで、学校を休みがちになり、小児科を受診しました。

今までも、生理のとき、寝不足のとき、時々頭痛がありました。

頓服で貰ってあったロキソニンを飲んでも効かないので不思議に思ってました。

飲むタイミングのせいかな?と。

そして、小児科で頓服としてもらっていた解熱剤のカロナール、市販のイブと、一通り飲んでみたけど効いた感じがない。

週に何度も起きる頭痛のたびに薬を変えてみたけど一向に効きません。

長女は1歳の頃からてんかんの持病があり、そこも関係あるのかなと心配で、小児科へ。

大きな病院でMRIを撮ることに

結果は、問題なし。

長女と私はほっと一安心、大きな病気ではなくて。

本人は、手術とかする事になったらどうしようとかなり心配していたみたいです。

もちろん、私もです!

緊張の糸はゆるみましたが新たな疑問、では原因は何?

薬も効かない頭痛って、、?

小児科の先生はてんかん等の脳神経の専門で、良かった専門の先生で、と信じ切っていました。

その診察の日は忘れません、かなりの失望感で打ちひしがれましたから。

心因性の頭痛という診断、薬が効かない!

先生がおっしゃるには、頭痛が偏頭痛だと薬が効くはず。

効かないとなると、心因性のもので、ストレスが原因ということなんです。

心因性の頭痛薬は無く、日々の規則正しい生活や、カウンセリングなどで自然に治すしかないそうで、長引きますよ~と、先生はおっしゃる。

えっ、長引くって、どれくらいですか。

薬無いってどうしたらいいんですか?

と、戸惑いながら聞いたような、、訳が分からなくて、何を聞いていいのかも分からない。

何かストレスあるの?って長女に聞いても

思い当たることが無いと言い、不思議そうな表情。

分かりませんよー、と先生。

しかし、こんなに痛くて学校も行けないのに、薬が無いなんて、本当にどうしたら?

ひたすら我慢するしかないの?

とガックリきて、全身の力が抜けていくようで。

ゆっくり休んで、頭痛が引かないようなら、あとは精神科の受診になりますね、と先生おっしゃる。

なんなら、すぐに紹介できますが、どうします?と。

えーっ、いきなりの精神科はハードルが高い。

心因性で精神科って、、プチパニックに。

とりあえず、今はいいです、と断りました。

私みたいな薬をこの子が飲むのか?

私は心療内科やけど、、

そして、小児科で出来ることはこれ以上ありませんといわれ、診察終了。

匙を投げられた感で椅子に座ったまましばらく動けなかった、、。

先生に質問する余裕もないくらいぼう然としながら小児科を後にしました。

しばらくしたら良くなるだろうし、ダメならその時考えようということに

まだ、何とかなるだろうという希望を持っていました。

頭痛が引くまでとりあえず学校を休むしかないよね、という所に落ち着きました。

そんな病院での経緯を中学校に伝えました。

先生も、学校に復帰しやすいように、クラスには上手く伝えてくださいました。

中学生は思春期真っ盛りで体調を崩す生徒も多くいますよ、と親身に話を聞いて下さり、涙なみだで頭痛の状況を伝えていました。

そのうち、、っていつかはわからないけど、、。

そのうち、頭痛、治まると思っていました。

この時はこんなに長引くとは思っていなかった。

まさか、ウチの子が、です。

学校に行けなくなるなんて。

この心因性と言われる頭痛が、実は起立性調節障害の始まりだったのです。